腰痛を改善するストレッチ
その「腰痛!!」腸腰筋が原因かも?このような経験がある方、要注意です。
●仰向けに寝ると腰が痛い
●うつ伏せや、横向けで寝ると楽
●腰が人より反っている
●太ももの前側とふくらはぎが張る
●なんだか、腰と同時に股関節の前側(鼠径部)が痛い
腸腰筋が硬くなっている結果です。
目次
腸腰筋とは?
この筋肉は鼠径部の中側・下腹の奥に存在する筋肉でいわゆる『インナーマッスル』と呼ばれる部分です。
場所的には腹部に近いですが、構造的には腰の筋肉になっています。
先ほどの5つの項目に当てはまる方はこの筋肉がものすごく固くなっている傾向にあります。
この筋肉が固くなると骨盤が前に傾きすぎて、姿勢的にお尻を後ろに突き出し、腰を大きく反らしたような姿勢になります。
意識してやると分かると思いますが、この状態ってかなり腰が辛いです。
上記の5つに当てはまる方は無意識にこの姿勢をキープしていることになります。
これが、慢性腰痛の大きな原因になっているのです。
腸腰筋ストレッチ
1.まずベッドの上で仰向けになります。写真のように、ベッドの端ギリギリの位置でセットします。今回ストレッチをかける方の腸腰筋は左です。
2.次に右脚をベッドの下に垂らすようにします。あまり低すぎるベッドでは行えないので注意してください。また、反対の脚の膝は曲がらないように気をつけましょう。
3.2の状態から膝を軽く曲げていき、太ももの前面から腹部の奥の方にテンションが感じられれば、しっかりと腸腰筋が伸びています。その姿勢のまま、大きく呼吸を10回行います。
4.これを反対も行えば完了です。