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ひざ痛・変形性膝関節症

寒い日に痛みが酷くなる原因

目次

寒い日に痛みが酷くなる原因とは?

寒くなると、ひざの痛みが強くなったり、肩の痛みが強くなったりして、鍼灸院にも来られる方が増えてきます。
気温が下がると血管の収縮などで、血行が悪くなったり、酸素や栄養の循環も滞ったりして、体は老廃物が溜まりやすく、代謝しにくい状態になります。そのため筋肉が硬くなり、さらに血行が悪くなり、ますます筋肉が硬直します。冬場の体のこりや痛みは、こうした悪循環の繰り返しによって起きると考えられます。さらに、寒さの厳しい日に戸外に出たりすると、ついつい体を丸めてしまい姿勢まで悪くなります。そして、冬は厚着になるため、体が動かしにくく活動性も低下することで血行が悪化します。

冬に神経痛がでるメカニズムは?
身体には、末梢神経が網の目のように張り巡らされていて、この末梢神経が圧迫されたり、刺激を受けて生じる痛みを「神経痛」と言います。
そして坐骨神経痛や、肋間神経痛、後頭神経痛などに悩む患者さんが多いように感じます。こうした神経痛は、脊髄から出ている神経に由来しています。脊髄は背骨(脊椎)の中を通っていますが、脊髄を保護する役目の背骨は骨や椎間板、靭帯などから成っており、これらが年齢とともに徐々に弱くなっていきます。その結果、神経の通り道が狭くなり、動くと神経を強く刺激して痛みを生じます。その場所が腰周辺であれば「坐骨神経痛」となって現れます。胸のあたりだと「肋間神経痛」、首の周辺部分であれば「後頭神経痛」となります。
寒くなると血管が収縮して血液の循環が悪くなり、筋肉が硬くなります。その結果、神経痛の痛みが増すと言われています。
また、寒さで血液循環が悪化することで、身体組織への酸素供給が鈍くなります。そうなると、痛みを引き起こすブラジキニンやセロトニンといった疼痛物質が、筋肉などにたまりやすくなります。こうしたことも神経痛悪化の可能性として考えることができます。

対策は?
寒さによって血流が悪くなるのですから、血流を良くして筋肉の硬直を改善することです。
方法は、温めることですが、使い捨てカイロで温めるのは、すぐに冷えてしまうので、お勧めではありません。
やはりより早く、痛みを緩和したいのならば、鍼灸です。鍼は筋肉の硬さを柔らかくして、血流を改善し、
灸は、ツボ療法で、気血を流し、冷えの根本を改善してくれます。また、びわの葉灸は、温めるのには
最適です。昼間びわ灸をして、夜までポカポカが続きます。

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