体を温め活性化するツボ
寒い冬をツボを刺激して温かく乗り切りましょう。
目次
体を温めるツボ
ツボとは、東洋医学の「気」が流れ込む点という概念です。気とは生命エネルギーそのもので、目に見えませんが、体を構成し、生命活動を維持する重要な働きがあります。健康とは、気が正常に流れ込み生み出され、体内を規則正しく巡っている状態であり、気が不足したり滞ったり、逆行したりすると、バランスが崩れて病気という結果が出てしまいます。ですから、このツボを刺激することで、気を巡らせたり、滞りを解消したり、足りない気を補ったりするのが、鍼灸や指圧按摩です。
寒い季節に、手足の冷えや内臓の冷えなどの「冷え」を克服して、健康に保つために、ご自身でもこのツボ刺激を行ってみて下さい。強く押したりもんだりしなくて良いです。たださすったりなでたりするだけで、気は流れてくれます。また、千年灸など安全で自分でできる灸も挑戦してみてはいかがです。
気海（きかい）
気海（きかい）
全身を温め、コンディショニングを整えます。
全身の血行を促しカラダを温める効果があります。
合谷（ごうこく）
合谷（ごうこく）
人差し指と親指の骨が交差するくぼみ部分
手足の冷え・肩こりを改善します。
肩こりにも効果があり、手足の冷えを改善する作用も期待できます。
実は歯の痛みにも効果あり。
三陰交（さんいんこう）
三陰交 （さんいんこう）
内くるぶしから指4本上、スネの内側で骨の際
下半身の冷え・むくみ、女性特有の悩みに効果あります。
下半身の冷え・むくみが気になるときだけでなく、生理痛・更年期障害などにも効果が期待できます。
湧泉（ゆうせん）
湧泉 （ゆうせん）
下半身の冷えやむくみ、疲労回復に効果あり。
冷えやむくみの改善に効果があるほか、筋肉疲労の回復にもよく効くツボです。